【保存版】1勝9敗でも利益を出すために必要な「損切り」の戦略

損切りよりも重要なこととは?

株式投資の本質は損小利大です。

株式投資で勝つ戦力においては、勝率が何%あるか、といったことはあまり重要ではありません。

いかに損を少なく、利益を伸ばすか。これがとても重要な戦略になります。

極端なことを言うと、10回トレードをして9回負けたとしても1回の勝ちを大きく伸ばすことができれば資金は増えるからです。

1万円づつ9回負けたとしても1回の取引で10万円を稼ぐことがでれば収支はプラスになります。

そしてまさに損をいかに最小限で抑え、利益を伸ばすか・・・これが株式投資においては極めて重要な戦略になります。

そのために今回お伝えする内容は重要な内容になりますので必ず最後まで読んでください。

まさに私が毎日利益を出している手法をそのままお伝えしますので絶対に習得してくださいね。

では始めていきますが、

損を抑えて利益を伸ばしていく損小利大のトレードを行う上で必ず重要になってくるのが「損切り」です。

実は世の中の株式投資家やトレーダーの95%は損切りが出来ていません。

勝てないトレーダーが9割以上だと言われていますが、その理由は損切りが出来ないからです。

株式投資には勝率100%の手法というのは存在しません。

そして1回も負けることなく100%勝ち続けて資産を増やし続けた人も1人もいません。

株式投資で資産を構築できる人はこの「損切り」というものを使いこなしているから損を少なく抑えることができているのです。

逆を言えば、

この「損切り」をマスターしまえば、必要以上に資金が減ることがなくなり、利益を積み重ねることが可能になるのです!

損切りとは、投資家が株式投資などで取引した銘柄が予想とは異なる方向に動いた場合に、損失を最小限に抑えるために損失額を設定し、その額に到達したらその銘柄の売却を行うことを指します。

つまり、損切りは、投資家がリスク管理の一環として、自分が取ることができる損失の範囲内で取引を行い、損失が予想を上回った場合には、その銘柄から手を引くことで、損失を最小限に抑えることを目的とした投資戦略の一つです。

損切りは、大切な投資家のスキルであり、資金管理の重要なポイントの一つです。

Contents

もしも損切りをせずに取引をした場合、もしくはできなかった場合、大きなリスクを負うことになります。

例えば・・・

  • 1つ目のリスク・・・損失の拡大

    損切りをしない場合、もしくはできなかった場合、もっともっと損失が拡大する可能性があります。

    株式市場は常に変動するため、予想外の事態が発生することもあります。

    その場合、損切りをすることができなければ、損失を大きく抱えることになります。

    逆に損切りを設定しておけば暴落しても損失は損切りで設定したポイントまでで済みます。
  • 2つ目のリスク・・・精神的なストレスが大きい

    損切りができなかった場合、損失を抱えたまま長期間保有することになります。

    これにより、精神的なストレスを受ける可能性があります。

    このストレスは、判断力を低下させ、冷静な判断ができなくなり、さらなる損失を招く可能性があります。

    それだけではありません。

    「お金が足りなくなるんじゃないか」

    「追加で入金しないといけなくなるではないか・・・」

    「もっともっと下がっていくのではないか・・・」


    というふうに、ずっと自分の損が膨らんでいないか気になるようになり、仕事も手につかなくなる可能性もあります。
  • 3つ目のリスク・・・キャッシュフローやポートフォリオに与える影響

    損切りをしない場合、もしくはできなかった場合、キャッシュフローの影響を受ける可能性があります。

    せっかく投資を始めたのに、お金がなくなってしまった。

    状況によっては損失を補填しなければいけない場合も出てきます。

    その際、損失を補うために、将来の投資家計画を変更しなければならない可能性も出てきます。

    中には家を売ってお金を作らざるを得なかったりした方もいるほどです。

以上のように、損切りをしない場合、もしくはできなかった場合、投資家は大きなリスクを負うことになります。

繰り返しになりますが、「損切り」は、投資家がリスク管理を行う上で欠かせないスキルであるため、投資家は損切りの重要性を認識し、実践することが重要です。

損切りという言葉や損切りが大事と分かっていても実際にできない人が多いのが事実です。
分かっていても損切りが出来ないのはなぜでしょう?

株式投資をやっているトレーダーや投資家のほとんどが損切りが出来ずに損失を増やし、追加で軍資金を入金しなければならないところまで追い込まれ、退場まで追い込まれてしまうのか、その理由をこれからお話しします。

負けると分かっていても損切りができない理由とは

  1. 1つ目の理由・・・自分の損失を認めたくない

    多くの投資家は、自分が間違っていることを認めることができず、損失を認めたくないという心理的なプレッシャーを感じています。また、損失を抱えることによって、自分自身が失敗したという自己評価を下げたくないという気持ちもあるかもしれません。
  2. 2つ目の理由・・・過剰な自信

    投資家が自分の分析や予想に過剰な自信を持っている場合、損切りをすることを躊躇してしまうことがあります。このような投資家は、自分の予想が間違っていることを認めたくないため、損失が拡大することがあります。

    一旦は下がったけど、きっとそのうち上がるだろうと考えたりするのもこの理由からです。
  3. 3つ目の理由・・・情報に偏りがある

    投資家が特定の情報源に偏っている場合、その情報が正しいと信じ込み、損切りをせずに取引を続けることがあります。このような場合、投資家は市場全体の情報やトレンドを見逃してしまい、損失を抱えることがあります。
  4. 4つ目の理由・・・感情的な取引

    投資家が感情的な取引を行うことがあるため、損切りを躊躇することがあります。たとえば、投資家が特定の銘柄に感情的な愛着を持っている場合、その銘柄を手放すことに躊躇してしまうかもしれません。

以上のように、損切りができない投資家が多いのは、心理的な要因や情報の偏り、感情的な取引などが影響している場合があります。

投資家は、損切りの重要性を理解し、自分自身の投資スタイルを見直すことで、損切りを実践できるようになるかもしれません。

それだけではありません。

最も重要な理由は・・・

多くの投資家が損切りの適切なポイントを理解していないからです。

投資家は、適切なタイミングで損切りをすることができるように、相場のトレンドや自分のポジションに応じて損切りの基準を決める必要があります。

多くの投資家が損切りの本当の重要性を理解しておらず、さらに適切なポイントすら理解できてない。

だからこそ多くの投資家が株式投資で勝てないのです。

絶対に勝てる“正しい”損切りポイント

1つ目のポイント・・・保有株価の一定割合以上の損失が出た場合に損切りを行う

これは、上がると思って買った株が下がっていってしまい、一定の損失ラインを超えたら強制的に損切りを行う、というのものです。

例えば、

1回の取引あたりに出る損失の最大を全体の5%までに抑える。

という基準を決めることです。

例えば100万円の資金があったとして、損失が5万円を超えたら損切りを行う。

そうすると残りの資金は95万円です。

同じような取引を20回行えば資金は0になってしまいます。

しかし株式投資はシンプルに考えれば上がるか、下がるかの2択しかありません。

その中で20回連続で反対方向に動いてしまって資金がすぐに0円になってしまう、ということはあり得ません。

逆に、1回の取引でマイナス5万円まで許容した場合、1回の取引での利益確定ラインを5万円以上に設定しておけば負けることはありません。

マイナス5万円の決済があっても、プラス6万円で利益確定した注文があればプラス1万円で終わることができます。

このように自身の資金から損切りの設定を決めていくのも1つのポイントです。

2つ目のポイント・・・チャートの形状から損切りポイントを設定する。

これは実際多くの投資家が行なっている内容でもあります。

チャートの形状から損切りポイントを探る場合、以下のようなポイントを損切りポイントとして設定します。

①サポートラインを下回った場合

サポートラインは、価格が下がった際に下落を止めるラインのことです。

サポートラインを下回った場合、その銘柄は下降トレンドに転換する可能性が高いため、損切りポイントとして設定されます。

②トレンドラインを下回った場合

トレンドラインは、上昇トレンドや下降トレンドを示すラインのことです。

トレンドラインを下回った場合、トレンドが転換する可能性が高いため、損切りポイントとして設定されます。

以上のように、チャートの形状から損切りポイントを探る場合は、サポートラインやトレンドライン、レジスタンスラインなど、価格が大きく動くと予測されるラインを基準にして損切りポイントを設定します。

損切りのポイントや適切な損切りをする場所を知るためには、投資家自身が相場分析やテクニカル分析などのスキルを磨くことが必要です。

また、市況や銘柄の動向を把握するためには、情報収集やニュースのチェックなども重要です。
これらのスキルを習得することで、投資家は適切な損切りポイントを見極めることができるようになります

最後に

投資で重要なのは勝率ではない

投資で重要なのは実は勝率ではありません。

10回中9回負けても、1回でその9回分の負け分を取り返すことができれば株式投資では勝ち続けることができます。

こう書くと、まるでギャンブルみたいに聞こえてしまうかもしれませんが、全然違います。

株式投資で勝ち続けるためにはに、『損小利大』と言う考え方があります。

『損小利大』というのは、損失は最小限に抑え、利益は最大限伸ばしていく

という考え方です。

株を買う場合は、必ず損切りポイントを設定し、シナリオが崩れた時点で切ることが重要です。

「もしかしたら戻ってくるかもしれない」

とズルズル切れない場合も多いですが、反対方向に行ってしまった時点ですでにそのエントリーは間違っているわけです。

そういう時はスパッと損切りをして、再チャレンジしましょう。

どう考えてもそちらの方が資金効率もいいですし、なによりチャレンジ回数も増やせます。

ただ、そのぶん利益がぐんぐん伸ばしましょう。

この『損小利大』をやっていけば9回コツコツと損切りを行っていっても1回のドカンという勝ちが全ての負け分を相殺して、利益を出し続けてくれるようになります。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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著者情報

2児のママ /飲食店オーナー /株式投資家(日本株専門)/デイトレ・中長期どちらでも/初心者〜中級者向け株式投資手法/主婦でも初心者でも株式投資でうまくいくおすすめ株式投資手法をご紹介します!

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